マイクロオゾンバブルクリーニング物語

マイクロオゾンバブルクリーニングが出来るまで

「う~ん臭うなー」クリーニングの世界に飛び込んだ時に
一番最初に感じたこと、それがドライクリーニング特有の石油系クリーニング溶剤の揮発した臭い
これがとにかく凄かった。でもこれはしょうがないんです。
なぜならこの溶剤、残留すると皮膚障害を起こし、体が真っ赤に腫上がってしまいます。
それを防止する為に臭いを付けているんです。
臭いが消えたら残留無しのサインですから。
しかも油汚れは落としても汗なんかの水に溶ける汚れは落とせません。

これが長年の悩みだった・・・・・・

しかしこれは案外簡単に解決。 それは 『 水洗い 』
ドライクリーニングをして油汚れを落としてから、安全な水でもう一度洗い直してあげれば
汗汚れも落とせる。 だけど、ここにも新たな壁が・・・
それは、水洗い最大の欠点  『 縮み 』『 型崩れ 』『 風合いの変化 』

これを解決すればパーフェクトなクリーニングが出来る!!
でもそう簡単にはいかないですよね。
いろいろ調べてはみても衣類を縮ませないで水洗いが出来るそんな魔法のような洗い方が見つかりませんでした。

そんなある日ふとテレビを見るとマイクロバブルの気泡で牡蠣のノロウィルスを洗浄している報道を目にしました。
牡蠣は箱の中でじっとしているのにみるみるうちに汚れが上に浮かんできて
すっかり牡蠣は綺麗になっているではありませんか!!

これだっ!!

興奮してこのマイクロバブルというものを調べました。そして、これを研究している人に猛烈アタック!!
賛同してくれたわずかな仲間と研究に研究を重ね、発生装置とシステムを開発しました。

マイクロオゾンバブル洗浄ってな~に?

50ミクロン(髪の毛の半分のサイズ)の超微細気泡が繊維の奥深くまで入り込み汚れや細菌を掻き出し水面にまで浮上させ、気泡が破裂する際に汚れや細菌を破壊します。牡蠣のノロウィルス洗浄やガン治療等でテレビにも大きく取上げられた最新のテクノロジーをクリーニング洗浄の部門に取り入れ衣類を動かすことなく繊維を痛めず汗や汚れを取り除く技術を共同開発
( 開発チーム 京都 象屋クリーニングさん  愛媛 若松屋クリーニングさん )
北海道 高橋クリーニングさん  神奈川 いせ山クリーニングさん
これにより衣類はもちろん皮革製品・バック・靴・ブーツまでも洗浄可能になりました。

また、ラヴァージュではこのマイクロバブルの中にオゾンを封入させることによって
さらに殺・除菌力を強化、アパレル業界でも注目の最新洗浄システムです。

では、この『 マイクロオゾンバブル洗浄 』のどこが凄いのでしょう。

1、品物を動かすことなく洗う

洗濯機でかき回したり、ブラシでゴシゴシしたりする必要はありません
ミクロの泡が生地の奥深くまで入り込み汚れを掻き出してくれます。

2、繊維が縮みにくい

ウールなどの獣毛は水に漬かると絡みあい縮んでしまいます。
動かさずに洗うことでウール・アンゴラ・カシミアなども縮むことなく洗えます。

3、汗汚れを落とす。

通常のドライクリーニングでは汗汚れは取れません。
水洗いすることで汗の成分を流してくれます。

4、体臭などの嫌な臭いや雑菌を取り除く

マイクロバブルの除菌効果に加え、オゾンの強力な殺菌消臭効果で
体臭や腋臭・嘔吐物などの嫌な臭いを取り去ります。

5、革製品や靴・バックまで水で洗える

革製品などはドライクリーニングすると独特の脂分が抜けて
カサカサな洗い上がりになってしまいます。
マイクロオゾンバブルを使った特別な方法(超極秘)で
今まで水では洗えなかった革製品や靴・バックまで
しっとりとした脂分を保ったまま洗いあげます。

6、溶剤を使わないので、肌にやさしい

石油系ドライ溶剤を一切使わず
水と空気で洗うため刺激がなく肌に優しい仕上がりになります。

7、実は環境にもやさしい

マイクロバブルの残った排水は下水管の中の汚水を生分解する為
汚水処理などにも使われています。

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