お客さまの心を満たす
『僕はお客さまの心を満たす商売をしたかったんだ』
これは私の尊敬する先輩に
どんなクリーニング屋さんになりたかったんですか?
と、たずねた時に帰ってきた返事です。
飲み会の席上で聞いたのですが
このフレーズを聞いたとき
酔いも浮かれた気持ちも一気に吹っ飛んで
頭を金槌でガ――――ンと殴られたようなショックを受けました。
クリーニング屋さんの仕事はもちろんクリーニングですよね。
でも、ただクリーニングしただけでは
お客さまの心まで満たしているかどうかはわかりません・・・
以前に話たように衣替えの時期のお客さまは
「汚れたから洗う」のではなくて
「仕舞うから洗う」だと思います。
だったらこの時期の洗いや包装は「仕舞い洗い」をしよう!!
で、全品 防虫加工と不織布包装だったんです。
お客さまは「わ~これで安心して仕舞えるわ~」と喜んでいただきました。
ちょっと「心を満たす」について考えてみようと思います。